投資用語集

受渡適格銘柄

関連語
標準物 , 売り方勝手渡し , 最割安銘柄
カテゴリ
デリバティブ , 債券 ,

標準物と呼ばれる架空債券が取引対象となる債券先物取引において、受渡決済を行う際に、売方から買方に引き渡すことのできる銘柄のことで、金融商品取引所が受渡適格銘柄の基準を定める。

受渡決済をする売り手は銘柄を自分で選べる(売り方勝手渡し)ため、売り手は受渡適格銘柄の中で最も割安な銘柄(最割安銘柄)を選択することになり、債権先物の価格は理論上、この最割安銘柄の動きと連動することとなる。

国債(JGB)先物取引の受渡適格銘柄

  • 中期国債先物取引

    受渡決済期日に残存期間が4年以上である5年利付国債

  • 長期国債先物取引

    受渡決済期日に残存期間が7年以上である10年利付国債

  • 超長期国債先物取引受渡決済期日に残存期間が15年以上である20年利付国債

それぞれについて発行日(利率及び償還日等が同じ銘柄のもので、以前に発行されたものがある場合には、一番最初の発行日。)の属する月が受渡決済期日の属する月の3か月前以前のもの

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